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弦楽五重奏曲全集 クイケン四重奏団、寺神戸亮(3CD

弦楽四重奏版レクィエム クイケン四重奏団 : モーツァルト（1756

モーツァルト\r①フルート協奏曲第１番ト長調K.313\r②フルート協奏曲第２番ニ長調K.314\r③フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315\r\rバルトルド・クイケン（フルート）\rコンサート・マスター：シギスヴァルト・クイケン\rラ・プティット・バンド\r録音：1986年\r\rこの録音が行われた当時、バルトールド・クイケンは古楽界の中堅として最も脂の乗り切った演奏活動をしていた時期。彼の特徴は常に良い意味での模範的な演奏をすることで、技巧的に困難な部分でもさりげなく吹いてしまう。それよりも驚かされるのは、よりシンプルに書かれたところで最高に美しく聴かせる術を知っていること。２曲の協奏曲の緩徐楽章やアンダンテハ長調がその典型的な例で、彼の前の時代にはトラヴェルソを教える教師さえいなかった古楽の黎明期に、クイケンは殆んど独学でこの楽器の奏法を復活させ、独自のメソードを作り上げた。現在の名教師としての声望は、彼の演奏自体がそのまま立派な手本になるという、例外のない模範的な実践がその理由。\r\rモーツァルトは当時マンハイムの宮廷楽団のメンバーだったトラヴェルソの名手、ヴェンドリングの演奏を想定してこれらの曲を書いた。クイケンの演奏はかつてのヴェンドリングのそれをイメージさせるのに充分なヒントを与えてくれる。クイケンは黒檀製のA.グレンザー・モデルを使っている。拓殖材より比重が重く、音の輪郭が明確でまた音自体が良く通るのが特徴だが、確かに2管編成のオーケストラにうずもれることなくソロ・パートの華やかな響きを浮かび上がらせるには最適な楽器。ワン・キー・タイプで1780年製のオリジナルからのコピーになり、ライナー・ノーツによればモーツァルトのフルートが加わる一連の曲は1777年から78年にかけての作曲とされているので、文字通りピリオド楽器による再現ということになる。兄シギスヴァルトがコンサート・マスターを務めるラ・プティット・バンドとの協演。ピリオド楽器によるモーツァルトのフルート協奏曲集の録音はそれほど多くないので、これだけの名演のこのアルバムは貴重。\r\r国内盤【廃盤】帯無し　9盤面少しすれありますが再生問題無し\rプラケースすれあり\r\r＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き