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ピアノ・ソナタ第21番、第13番 ラドゥ・ルプー : シューベルト

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ラドゥ・ルプー / シューベルト：楽興の時、ピアノ・ソナタ第19

ルプーによるシューベルトのピアノ・ソナタ第16番と第18番

シューベルト\r①ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D959\r②ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D784\r\rラドゥ・ルプー（ピアノ）\r録音：1975年8月①、1970年11月②　ロンドン\r\rルプーは本当に素晴らしいピアニストでした。ピアノの音はどこまでも美しく、カンタービレがとても印象的でした。2022年に76歳で亡くなっています。\r\rルプーの若き日の名演です。ベートーヴェンとは異なった魅力を有するシューベルト特有の抒情的な美しさと、リリシストで美音家と称されるルプーの芸風が見事に符合しています。第20番は、シューベルトの最高峰とも称される最後の３つのピアノソナタの中間にあたる至高の傑作。深みのある作品ですが、第21番のような底知れぬ深さを感じさせず、むしろ、シューベルトならではの抒情的な美しい旋律が魅力の作品であり、こうなると正にルプーの独壇場。これ以上は考えられないような優美な名演に仕上がっており、その抒情的な美しさだけをとれば、過去の名演と比較してもトップの座を争う名演とです。他方、第14番は、若きルプーの生命力溢れる力強さが際立った豪演。第20番で見せた抒情的なアプローチとは全く別人のような力強いアプローチであり、ルプーというピアニストの一筋縄ではいかない多彩な至芸を感じさせてくれます。\r\r第20番は、もう文句なしの名演である。精密さではポリーニの演奏と肩を並べ、ファンタジー溢れる演奏でケンプの演奏に並ぶものである。ただ私は表情豊かなアラウの演奏に更に心奪われているが、ルプーの演奏はそれでもやはりベストに入る名演であることには変わりない。第14番は50年以上前のルプー青年の録音。その素晴らしさは心から感嘆する他ない。第２楽章に彼の美質は克明に記録されている。息の長いフレーズをさりげなく歌いあげるのだが、その細やかで優しさに満ちた表情は、少しも角張ったりして刺激的にならない。それでいて平板でなく大きな表情を持っている。終楽章もまた広がりと大きな強弱を持っていて、長い間、何度も何度も再発売を繰り返すのも当然と言うべきだろう。\r\r国内盤、帯無し、盤面傷無し\r\r＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き